されている日本人のタブーの一つが、日本に固有の文字があったことです。
1、学者のタブー
今の学者は、文化というものはすべて外国から来た、というのが暗黙の了解になっていて、これと逆の考え方はタブーなのです。
『古語拾遺』を著した斎部(いんべ)広成がその中で、「上古の世、未だ文字有らざる時」といっていて、後世の学者はみなこれにならっている。
2、平田篤胤は日本の固有文字を肯定
そして、その実践研究篇として『神字日文伝』で日本各地に散在していた13種の神代文字を蒐集し、分類・整理したもの。13種の神代文字を一体如く論じ、神字を否定した賀茂真淵や本居宣長らを批判し、古代文字の存在を力説す。
また、神代文字を真書、草書の両系統に分類、数多の神代文字に特に太占の兆の形を連想される阿比留文字(物部文字)を最も信用できる日文(ひふみ)とす。それ以外真偽不祥の文字を『神字日文伝附録』こと『遺字篇』に収録。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3、神代文字とは
4、なぜ日本の重要な伝承を捨てたのか
ある者が政治的な実権を私曲化して奪おうとするためには、それまでの体制を支えてきた伝統的文化、特に国の重要な文献を改ざんしてしまうことがどうしても必要となってきます。
西洋では、多民族が侵略するときは、必ずその国の美術品を破壊しますね。日本では美術品を破壊することはしなかったのですが、それに近い形で、漢字を入れたり、仏教を入れたり、文献を改ざんしたりしたんですね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿