2009年11月7日土曜日

01123■クロマンタ踏み石は石英安山岩


クロマンタの薬師神社まえ踏み石の岩質調査を専門家に依頼しました。
私としては、クロマンタ本体の岩質とは違うのではないかとのイメージからでした。

1、踏み石とは







































2、Aさんの鑑定
黒又山(クロマンタ)を構成するのは、火山性岩石である石英安山岩である。(秋田県総合地質図幅より)
デイサイト(dacite)は火山岩の一種。深成岩の「花崗閃緑岩」に対応する。過去には「石英安山岩」と呼ばれていたが、成分的にデイサイトであっても石英結晶を含まないものもあり、また現在では安山岩よりも流紋岩に近いという考え方が主流であることから「石英安山岩」の名称は使われなくなった。(wiki)

火山岩は岩石全体の成分(特にSIO2の比率)で分類され、デイサイトはSIO2が63~70%でアルカリ成分の少ないもの。通常は斑状組織を持つ。色は白っぽいことが多いが、噴出条件や結晶度などにより多様である。
斑晶及び石基として、有色鉱物である黒雲母・角閃石・輝石、無色鉱物である斜長石・石英を含む。

◆要するにクロマンタを形成する昔の石英安山岩、今でいう「花崗閃緑岩」である。



3、Bさんの鑑定(秋田県総合地質図幅作りに参加したお方)
・石井さん、残念ながら特殊な岩石ではないよ!!
・ごく普通の「安山岩」だよ!!
・従って、クロマンタ本体の「石英安山岩」


4、結論は「石英安山岩」

従いまして、専門家の意見では昔で言う「石英安山岩」、今では「花崗閃緑岩」ということになりました。


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