2009年10月10日土曜日

011131■「方位のずれ」とは

遺跡の東西南北ラインを求めるのに、今も縄文時代も同じ軸線なのでしょうか。


アチヤ平-出雲大社-北野天神が共有する[西傾4.5度軸] 
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アチヤ平環状配石









縄文後期文化を代表するものに新潟朝日村「奥三面遺跡」があります。1988年「ダムで沈む」ということで発掘開始、「縄文の舗装道路」が確認された所です。


出雲大社の設計











★ここのアチヤ平に「環状配石」があり、沼澤茂美さんが「サークルカレンダー」仮説を発表しています(図Ⅰ)。
★この中で南北を示す軸が「真北」より西に4.5度傾いていることに注目、「縄文の北極星」の位置ではないか、との推理です。
★さて、以前発表しました「
出雲大社」(図Ⅱです。やはり「西傾4.5度」の中心軸でグランドデザインされています。
★出雲は日本海縄文文化を継承する古代遺跡として知られた所で、日本の国造神「大国主命」の故地です。
★そして「
北野天満宮」(図Ⅲ)。平安京
の東西路を遮るように立地する、おそらく古代からの宮地も、やはり「西傾4.5度」の中心軸で設定されています。



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