2009年9月8日火曜日

04012■ホツマツタエは信頼できるか



わたしのブログにはたくさんの「ホツマツタエ」からの引用があります。この「ホツマ」は果たして信頼が置ける資料なのでしょうか、確認します。


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ホツマツタエが本物かどうか、どの程度のものかは、「古事記」「日本書紀」と比較することです。


ホツマ研究の第一歩は、三書の一字一句を厳密に比較していくことにはじまる。
内容的には、
①おおよそ三書に共通して書かれている部分
②「ホツマツタエ」にはあるが、他の二書にはない部分
③二書にはあるが、「ホツマツタエ」にはない部分
に分けることができる。
また三書に共通している部分でも、「ホツマツタエ」が、
より古い記事を残していると思われるところが多くある。


2、比較での内容の正確さ
三書比較での内容の正確さは
一位:「ホツマツタエ
二位:「日本書紀
三位:「古事記
野」順であることが理解されるのである。

3、古事記は本居宣長が
現在は「古事記」が一般に重視されているが、じつは「古事記」が注目を浴びるようになったのは、江戸時代に国学者の本居宣長が「古事記伝」(1798)を著してからなのだ。奈良時代から江戸時代が終わるまでは、国史としての「日本書記」が、もっとも重要な書物だった。「古事記」は雑書だったのである。

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 そして、ホツマ、記、紀三書を比較していくと、「ホツマ」が原記紀のさらに大もとの文献であったことが充分考えられるのです。
なぜかといえば、内容を厳密に検討していくと、記紀などからいろいろな説話を選び出し、「ホツマ」を偽作することは、とうてい考えられないことが分かります。逆に、「ホツマ」の重要部分を捨てた形で、記紀がつくられていったことが十分考えられるわけです。
・・・しかし、なぜ日本の重要な伝承を捨ててしまったのでしょうか・・・・
 ある政治家が実験を私曲化して奪おうとするためには、それまでの体制を支えてきた伝統的文化、特に国の重要な文献を改ざんしてしまうことがどうしても必要となってきます。西洋では他民族が侵略するときは、必ずその国の美術品を破壊しますね。日本では美術品を破壊することはしなかったのですが、それに近い形で、漢字を入れたり、仏教を入れたり、文献を改ざんしたりしたんですね。

・・・そこで、記紀から読み取ることができない、日本文化の本質部分を明らかにするのが「ホツマ」研究であるのですね・・・

 そのとおりです。日本文化の骨組みを明らかにするという目的を持っています。最近「ホツマ」に関心が高まってきたのは、現在人々が日本の心とでもいうべきものが「ホツマ」の中にたくさん書かれているからなんです。

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(まとめ)

・ホツマツタエが信頼のおける文献だということが納得できます。


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