2009年9月13日日曜日

01319■錦木を詠んだ和歌



歌枕「錦木」を詠んだ歌をのせます。

    (貼り付け)




後拾遺
錦木はたてなからこそ朽にけれ けふの細布むねあはしとや
能因法師

同
錦木は立なからこそ朽にけれ けふの細布胸合じとや
同

詞花集
おもひかねけふたてそむる錦木の ちつかもまたてあふよしもかな
大倉卿匡房

同
いたつらにちつか朽にし錦木を 猶こりすまに思ひたつかな
藤原永實

千載集
錦木の千束にかきりなかりせは 猶こりすまにたてまし物を
賀茂重保

堀河院百首
いはねとも思ひそめてき錦木の はひさす色に出やしなまし
藤原仲實

同
錦木の千束の数は立てしを なと逢事のいまたたくなる
藤原顕仲

六百番歌合
錦木にかきそへてこそ言の葉も 思ひそめつる色もみゆらん
藤原顕昭

同
錦木の千束の数もけふミちて けふの細布胸や逢ふへき
俊成卿

千五百番歌合
たてそめてあふ日をまちし錦木の あまりつれなき人心かな
小侍従

新後撰
人しれぬ心にたてつるにしききの 朽ぬる色や袖にみゆらん
前大納言隆房

同
うき名をや猶たてそへん錦木の 千束にあまる人のつらさに
花山院内大臣

袖中抄
思ひかねけふ立初る錦木の 千束にたらで逢よしも哉
大江匡房









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(まとめ)

・歌枕はすべて「錦木」ですね。
・「錦木塚」はありませんね。

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