2008年7月10日木曜日

02102■白神の語源(1)

白神の語源を調べました。アステカ神話の中の創世神、赤黒白青4兄弟神のうちの一神です。白神は太陽神で創世神(造物主)のことです。緑色の羽毛をもった大蛇の姿だが、人間の前には白い肌と黒髪と髭をもった王の姿で現れることもあった。

09登場人物名前の語源を参照しました。

(貼り付け)

 アステカ神話
名前
登場話
スペル
語      源
テスカトリポカ
アステカ編アステカ軍神
Tezcatlipoka
戦神、創世神で、赤黒白青四兄弟いる中で黒神が特に呼ばれた名。名前の意味の「煙立つ鏡」は足に接いだ黒曜石由来ともケツァルコアトルに見せた歪んだ?鏡とも。トリックスター的性格で、ケツァルコアトルと争い、一度負けるが後に謀略を以て逆襲する。


ケルアルコアトル
アステカ編アステカ善神
Quetzalcoatl
通常ケツァルコアトル。=マヤ神話のククルカン。上四兄弟の白神とされる太陽、創世神。名前の意味は「(緑色の)羽根ある蛇」。(神にも人間の王にも同じ名があり混同され諸説ある;)テスカトリポカに謀略を以て追放される。「戻る」と予言した丁度同じ年の1519年、彼の人姿と同じ白い肌と黒い髪と髭のコルテス率いるスペイン人が来た為、再来したとの勘違いによりアステカ文明は滅びる。

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 ペルーのインカ文明と、ずっとと北にある中央アメリカのマヤ文明。この二つの文化を僕は、ククルカン(マヤ)とヴイラコチャ(インカ)の兄弟文明と呼ぶ。どちらも、古代に遠くからやってきて彼らにいろいろなことを教えた偉大な神々の伝説を共有しているからだ。
 ククルカンは、マヤとアステカに共通する羽のある蛇の神であるケツァルコアトルのマヤの名前でアあり、のちにそれは前インカ文明のヴィラコチャとなったのだ。のちにアステカ文明をほぼ破壊つっくした白人のコルテスは、先住民に最初誤ってこの偉大な白い神、ケツァルコトルだと
思われた。

S・Gモーリー「マヤの冷えログリフの研究」より
 偉大な神ククルカン(羽のある蛇)は、アステカ文化のケツァルコトル(メキシコの光、学び、そして文化の神)のマヤ版だった。マヤの神話では、ククルカンはあらゆるものをまとめる力を持ち、敏を構築し、法を形成して、暦を教える神とされていた。その資質や生き様は、あまりに人間的であるため、実は歴史上実在した人物であったということもそうありえない話ではないくらいだ。法律を教え、社会をまとめた人物であり、そのもたらした恩恵の記憶は、死後でも長い間生き残り、最終的に神格化されたのである。

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