2012年12月13日木曜日

◆石巻の田道将軍碑

宮城県の田道将軍碑

 享和元年(1801)に禅昌寺境内から発掘された古碑で、蝦夷征伐の折、伊寺水門で戦死した将軍上毛野田道に関するものですが、江戸時代後期、塩竃神社の神官だった藤塚式部による作とも言われており、現在は禅昌寺に保管されています。『日本書紀』仁徳天皇55年(367)の条に『後に賊兵が田道将軍の墓をあばいたところ、大蛇が現われ賊兵を噛み殺した』と記されています。なお、永巖寺境内にレプリカの碑がありますのでこちらを見学するのもよいでしょう






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