入口には本宮神社ですが、頂上の神社には薬師神社とあります。
本宮神社
山麓に、植林された杉が連なっているのが見えます。その太い茶色の幹が、黒又山を小山ながらどっしりとした風格あるものにしています。
両部鳥居が現れると、それが登山口でした。手作りでしょうか、珍しい横書きの扁額が掛かっています。右には「本宮神社の由来」があり、何の知識がないまま来た私は大助かりでした。
山麓に、植林された杉が連なっているのが見えます。その太い茶色の幹が、黒又山を小山ながらどっしりとした風格あるものにしています。
両部鳥居が現れると、それが登山口でした。手作りでしょうか、珍しい横書きの扁額が掛かっています。右には「本宮神社の由来」があり、何の知識がないまま来た私は大助かりでした。
(略)医者である本宮徳次郎が、医者の守り神である薬師如来を四方はるか遠くからでもお参りできるよう、この黒又山頂に薬師堂を建立した。(中略)本宮神社の名が掲げられたのは明治になってからである。(略)頂上には三間四面の薬師堂が鎮座され、本尊は薬師如来である。
麓から見た傾斜では直登がこのまま続くはずがない、の予想通りジグザグが始まりました。何回かの方向転換の後、案内通りの15分で頂上に出ました。「ピラミッド」と騒がれている山ですが、歩く限りでは「ただの山」でした。
薬師堂
まず、左の祠二つに挨拶をしてから薬師堂の扁額を仰ぎました。昭和5年とある○○が読めませんが、案内板から得た情報で「薬師」神社とわかりました。
本宮神社ではなく薬師神社です。案内板は「私設」のようですから、その表現に“ゆらぎ”があるなどと指摘するのは酷でしょうか。
神社なので「拝殿」をのぞくと、正面の扁額は「薬師神社」でした。一方、右の壁には、「社」しか写っていませんが「本宮神社」の額が掛かっています。中央の、本殿なのか厨子なのかわからない中に、薬師如来の小仏像が安置されています。その前に御鏡が置かれ、案(机)には、ロウソクと線香立てという構成です。いくら「神仏混淆」という便利な言葉があるといっても…。
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