2009年9月22日火曜日

04060■ホツマと古事記の決定的な違い

「ホツマ」と「古事記」「日本書紀」は三書比較がなされておりまして、基本的な違いはないとのことですが、
神々の系図では決定的な違い(順番が違うだけですが!)がみられます。


1、古事記による系図

神々の系図(概略)・・・・(古事記を中心にまとめたものです)

タカミムスビノカミ  カミムスビノカミ

 (高御産巣日神) (神産巣日神)

 

アメノトコタチノカミ ウマシアシカガヒコノカミ

(1)    

クニノトコタチノカミ(国之常立神)

(2) ↓

トヨクニヌシノカミ

(3) ↓

ウエジニノカミ スヒジニノカミ

(4) ↓

ツヌグイノカミ イグヒノカミ

(5) ↓

オオトノジノカミ オオトノベノカミ

(6) ↓

オモダルノカミ アヤカシコネノカミ

(7) ↓

 イザナギノカミ ・・・

 イザナミノカミ

     ↓               ↓

アマテラスオオカミ ツキヨミ スサノオノカミ

 (天照大御神)

     ↓ 



2、ホツマによる系図

 古代日本と東北の神々の系図

出雲

アマテル在世

日本の神

日高見の神

オオナムチの動向

神の名

宮殿の場所

アメミオヤ

 

アメノミナカヌシ

クニトコタチ

トホカミエヒタメ

トのサッチ

ハハゴクニ

トヨクンヌ

日高見

タカミムスビ(1)

キノトコタチ

ウヒジニ・スヒジニ

タカミムスビ(2)

ツヌグイ・イクヒニ

タカミムスビ(3

オオトノチ・オオトマエ

タカミムスビ(4)

オモダル・カシコネ

子供なし

タカミムスビ(5)

トヨウケ

イザナギ・イザナミ

滋賀

ソサノオ

アマテル在世

アマテル死亡

アマテル

富士山

伊雑宮

カンミムスビ(6)

 ヤソキネ

オオナムチ(津軽へ)

タカミムスビ(7)

ヨロマロ

オオナムチ

出雲から津軽へ処替え

クシヒコ

オシホミミ

日高見

多賀宮

コモリ

ニニキネ

ウガヤフキ

シマズ



3、ホツマと古事記の違い

①タカミムスビが古事記ではクニトコタチより前、アメノミナカヌシの次にでてきますが、ホツマではクニトコタチの孫となっています。

②タカミムスビが古事記ではすぐに消えてしまいますが、ホツマでは古代東北・日高見の神としてとうじょうします。

③タカミムスビは初代キノトコタチから7代mで登場します。特に五代トヨウケはイザナミノ父として、偉大な神として活躍されております。

③古事記に出てくるカミムスビがホツマには出てきません。そのかわりがトホカミエヒタメでしょうか。


4、古事記(記紀)もカモフラージュの原点か

・東北は田村麻呂のよる蝦夷征伐、天台宗の布教、田村麻呂伝説、歌枕(歌遊び)によって、東北の歴史は完全に消え去った。

・その原点が「古事記」であり、「日本書記」であったと考えれば、すべてのストーリーはなりたちますねエー・・・。

・でもこれは世界の常とう手段、現代だって戦後のマッカーサーのストーリーどおり、乱れに乱れてしまったではありませんか。


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