2009年10月8日木曜日

01108■クロマンタ頂上の薬師神社の位置


クロマンタ頂上の神社の位置がグーグル地図とは違います。
神社の名前も薬師神社か本宮神社かというのもありますが。今回は位置の問題です。

1、薬師神社は西向き


今は頂上広場のうちの、後ろ側にあり、西側を向いています。












2、グーグルマップではこの通り


国土地理院の2万5千分図では建物の位置までは不明です。












3、アップです



神社の位置は西側にあります。
現在は(黒又山▲)の位置にあります。














3、渡邊広勝氏のレポートより「クロマンタ」さんより引用

渡邊さんは調査隊のレーダー技術者です。今も我々と一緒に調査していただいています

こちらに記載されていました。
■移動した山頂部「本宮神社」その不可解な事実
これは黒又山の等高線入りの地図です。左(地図の外部)入口から山頂にいたるS字型の参道が正確に描かれており、山頂部左下にある三角点もほぼ正確に描かれています。
ところが、山頂の本宮神社が山頂部入口付近に描かれておりますが(ピンク着色部)、実際は山頂部奥側(緑着色部)に現在はあります。これは何らかの理由で手前にあった神社が後ろに移築されたことを物語っています。この時に組石や宝石類が紛失したと伝えられているのです。

4、鈴木陽悦著「クロマンタ」では
p62より引用
地元の宮野平の三上浅吉さんへのインタビュー
「今の神社は、大正のはじめに建て直したもんだ。昭和になってからすぐ、火事に遭ってるけどな。
その前は何年たっているかわからねえな。昔は、あの神社は後ろの方を向いていたんだそうだ」
「エッ! 今とは逆向きですか、いつころまで?」
「いつごろかわからねども、東向きの神社だったと言い伝えが残ってるよ。今の反対側に道があったんだ。向こう側から登る方が楽なんだよ」

いとも簡単な口調で三上さんは片づけたが、私にとっては驚きだった。今の神社は西向きに建っているから、拝む人は東から昇る太陽に向かって手を合わせることになる。ところが、神社が東向きだったとすれば、沈む太陽を拝むことになるのだ。


・またクロマンタの北よりに小さい山があり、それを小クロマンタという。
・小クロマンタがあるから、裏側からは三角形とはならない。
・昔、山の向こう側に住んでいた豪族たちの信仰の山であった。
・昇り口が東側にあったといわれている。


 さらには、さすが吉祥姫さん、ものすごい情報ですね!!



■消えた黒又山山頂部…今回は国土地理院発行の地図からの疑問です。山頂部には薬師神社などがあり意外にも広いです。

現在は丁度赤○を付けたあたりに薬師神社があります。
とするとその隣にある北斜面の神社マークは何を差すのでしょう。

それよりも驚きは、地図では黄色に着色した三角点が社殿より一段高く表示されています。その高さは地図の倍率によって違いってきますが、等高線が引かれていますから、もしかしたら数メートルの高低差が考えられます。しかし今は山頂部は平らです。


 三角点は一段上どころか、若干落ち込んだような場所にあります。
さて、この地図にある山頂部のマウンド(青色着色部分)は何処に消えてしまったのでしょうか。

それとも黒又山の山頂部は歴史の闇から私たちの目の前姿を現した時はすでに今日の様に整形された姿だったのでしょうか…



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