2009年10月8日木曜日

01110■クロマンタは神奈備山!!



クロマンタは神奈備山(カンナビヤマ)か、鈴木陽悦著「クロマンタ」にもその問いが載っています。
神奈備山について鳥居礼著「宇宙原理ホツマ」から定義を見ます。

1、神奈備山の定義
(五来重氏による)

数多い山の中でも、麓の民が祖先の霊の籠もり鎮まるところとして仰ぐ山を「神奈備山」という。

これは世界的に認められるところの、ヤマハ精霊が集う他界であるとする「山中他界」観念と類似しますが、日本の場合特に祖先崇拝というものを強く根底に据えているのが
特徴です。
たとえば、奈良の三輪山が、大三輪氏の神奈備山であったり、葛城山が、葛城鴨氏の神奈備山であることがそのよい例です。

神奈備山は山全体を神体山とし、人里に近く傘を伏せたような低い独立した山であることが多く、山中には必ずと言っていいほど、磐座(いわくら)や磐境(いわさか)などの祭祀跡が存在します。


2、ホツマにみる祖先の古墳

ホツマ23アヤ
「クシヒコ(出雲のオオナムチの子)は、大和の国の山辺の地で、すでに寿命も極まるとお悟りになった。こののちはトヨウケ神のお教えの「往来の道(転生の道)」に従い、また素直に生まれ変わって、代々の天
君を守護奉ることこそ天の道であるとして、三諸の山(三輪山)に洞穴を掘らせ、アマテル神より賜った天の逆矛をひっさげ、その洞穴に入り神上がって、その山に鎮まる時を持たれるのであった。そして素直な心の持ち主を見分けようと、三諸山に直なる木である杉(直木)を植えさせたのだった。

ホツマが記す、山の洞穴に籠って神上がった具体例
三輪山・・・クシヒコ、クシミカタマ、オオタタネコ、ナガオイチノ
富士山・・・コノハナサクヤ姫
・高千穂の峰・・・ニニキネ
真名井・・・アマテル神、トヨウケ
岩木山・・・オオナムチ
花の岩屋・・・イザナミ

■神奈備山とは実在した祖先の古墳であった。


3、なぜ、神々は山の洞にこもられたか

「高天の腹の宇宙原理」                             

■われわれ地球に住む人間は、大きな≪宇宙母体≫としての「高天の腹」の内部に身籠った≪胎児≫として考えられた。

■これと同じ構造性を、神奈備の古代墳墓がもっていると考えられる。
すなわち、神奈備の山を≪腹≫
洞穴を≪子宮≫
中に入る人物を≪胎児≫








①高天の腹・・・・・地球
②神奈備山・・・・・死者
③母の腹・・・・・・・胎児


4、傘を伏せたような山


















■クロマンタは普通西側から見てますと三角形のピラミッドにみえます。
しかし、東側から見るとこうなのです。傘を伏せたような山ですね。神奈備山の条件の一つはクリアですね。

■もう一つの、磐座については、クロマンタ調査隊(平成4年)時点でも、有るような、無いような・・・。
これからですね。

■しかし、渡邊広勝氏の地中レーダー解析結果が、昨年に「クロマンタレポートー2」として発表されました。クロマンタの内部は人造構造物であると。
詳細は次の「クロマンタの内部に人工構造物発見」をご覧ください。


これで決まりました。クロマンタは神奈備山である。



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