2009年6月16日火曜日

03015■芭蕉の奥の細道行程


松尾芭蕉「奥の細道」の行程を記します。







芭蕉の奥の細道 行程図

























































出発した元禄2年(1689)は、芭蕉が思慕する西行の500年忌に当たります。そのとき芭蕉は46歳、曾良は41歳でした。
3月27日(陽暦5月16日)に江戸を北上して日光に立ち寄り、白河の関を抜けて仙台・松島へ。奥州藤原氏の拠点だった平泉まで足をのばし、その後尾花沢、立石寺を訪れています。そして最上川を下って酒田に行き、象潟に向かっています。
象潟に着いたのは6月16日(陽暦8月1日)、出発から78日目、全日数156日のちょうど半分でした。
象潟に2泊して6月18日、日本海沿いに南下し、越後、越中、加賀、越前、近江琵琶湖東岸を通って美濃の大垣に到着。9月6日(陽暦10月18日)大垣から伊勢神宮へ旅立つまで、およそ600里(2400km)の旅でした

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